社長からのメッセージ
国見メデイアデバイス(略称(KMD))は、前身の国見電子から2019年で50年を迎える事が出来ました、高密度基板実装と半導体後工程のラインを持つ電子機器の組立製造会社になります。
福島県伊達郡*¹にかつて栄えた半田銀山は、「石見銀山」」(島根県)、「生野銀山」(兵庫県)とならんで日本三大銀山に数えられます。本格的に操業を始めたのは慶長3年(1598)ですが、閉山が比較的早い時期(1950年)だったため、大規模な鉱山の割に知名度が低いのは残念なことです。
半田付けの「はんだ」が、この半田銀山に由来するという説もあり、前身の国見電子から半田実装に関する事業をできていることは、半田銀山との縁を感じます。
50年と言う永きに渡り事業を継続できているのは、お客様、サプライヤ様とのパートナーシップのお陰と思います。改めてこの場で感謝申し上げます。
半導体を搭載したモジュール製品の変化は、情報化社会及び技術革新の進化と比例して、スマートフォン、データーセンタ、自動車、AI、IOTなど様々な私たちの生活や社会に大きな貢献をしてきています。我々は、今後も世の中の大きな変化に対応し、人々が安心・安全な社会を創り出していくための製品を従業員全員で一丸となってお客様が満足して頂ける、品質・技術・コスト・サービスを提供していくつもりです。
また、2011年に発生した東日本大震災では、応急仮設住宅の用地を国見町へ提供し、被災された方々の生活再建へ尽力するなど、近隣地域への貢献を行ってきました。
私達は皆様から愛される企業を目指し、常にチャレンジし続けてまいりますので、是非期待してください。
今後とも、一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
*¹福島県伊達郡は、桑折町、国見町、川俣町の3つの町を含む福島県の郡。
株式会社国見メデイアデバイス
代表取締役社長 岡村直之
■会社概要
会社名 | 株式会社国見メディアデバイス(略称(KMD)) |
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所在地 | 〒969-1771 福島県伊達郡国見町大字山崎字北町田3 |
資本金 | 1,500万円 |
従業員数 | 92名*2024年4月1日時点 |
事業内容 | 各種モジュール開発/試作/評価/組立 |
代表者 | 代表取締役社長 岡村 直之 |
主要金融機関 | 東邦銀行 |
設立 | 2002年(平成14年)3月 |
代表電話番号 | 024-529-1522 |
代表FAX番号 | 024-529-1533 |
第三者機関認証 | ISO9001 / ISO14001 |
■沿革
1969年 : | マルコン電子(株)の子会社として国見電子㈱設立。電解コンデンサの製造開始 |
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1974年 : | ハイブリットIC・RFモジュール製造開始 |
1984年 : | 化合物半導体組立開始 |
1995年 : | 国見電子㈱が岩手東芝エレクトロニクス㈱の子会社となる。LSIの製造開始 |
2001年 : | メモリーカード製造開始 |
2002年 : | ・国見電子㈱から事業移管を受け、ミズサワセミコンダクタ(MSC) のグループとなり ㈱国見メディアデバイス設立 ・環境マネジメントシステムISO14001拡大認証取得 |
2004年 : | 品質マネジメントシステムISO9001認証取得(2000年度版) |
2005年 : | カメラモジュール(VGA世界最小開発)量産開始 |
2007年 : | 新管理棟完成/工場生産スペース拡大 600㎡ |
2008年 : | 300mm対応ラインの構築(メモリーカード用) |
2009年 : | 世界最小のカメラモジュール(4.5*4.5*2.0㎜)をリリース |
2010年 : | ドライブレコーダー用カメラモジュール量産開始 |
2011年 : | 新クリーンルーム完成 480㎡ |
2013年 : | メモリーカード生産累計【2億枚】達成 |
2014年 : | ネプコンジャパン第16回半導体パッケージ技術展出展 |
2017年 : | ・メモリーカード生産累計【3億枚】達成 ・東日本大震災被災者に対する仮設住宅の用地無償提供により国見町より表彰 |
2018年 : | ・品質マネジメントシステムISO9001認証取得(2015年度版) ・0201サイズ実装ライン構築 |
2019年 : | ・国見電子(株)設立から操業50周年 ・岡村直之 新社長就任 |
2021年 : | 環境マネジメントシステムISO14001単独認証取得 |
2022年 : | ・特定保健指導の実施実績等が評価され、協会けんぽ福島支部から“支部長表彰”を受賞 ・福島議定書(ふくしまゼロカーボン宣言)事業への参画 |
■ロケーション
交通機関
- 東北自動車道 国見ICから車で3分
- 仙台空港から車で60分
- 東北本線藤田駅から徒歩3分
- 福島駅から車で40分
所在地
福島県伊達郡国見町大字山崎字北町田3
TEL:024-529-1522
■地域貢献、地域紹介
■経営方針
『最高の品質、最高のサービスと工期を
もって適正な利潤を確保する』
■企業理念
「達成感の追求」
■(KMD)BCP(事業継続計画)方針
(KMD)のBCPは、災害などの緊急事態が発生したときに、事業の損害を最小限に抑えるため、予め対策を計画/実行すること。
⇒ラインを出来るだけ止めないように、事前準備すること。
優先取り組み
- 地震対策・・・2022年大規模地震対策での実施内容を維持しながら、状況の変化に合わせ更新を重ね強化を図る。
- 感染対策・・・2020年から実施してきた新型コロナ感染対策を状況の変化に合わせ更新を重ね、社内クラスターゼロの継続を図る。
- 部材調達・・・お取引先様との連携を密に、情報共有と対応策の整合を図る
- 豪雨(洪水/土砂災害)・・・ハザードマップでの会社周辺危険個所の周知と、従業員自宅周辺の危険個所確認呼び掛け及び、気候変動抑制策としてCO₂排出量削減に取り組む。
- 日々の状況変化に対し、新たなリスクの対策必要性を検討していく。
2011年3月 東日本大震災、2021年2月 福島県沖地震、2022年3月福島県沖地震と、3度の震度6強経験をもとに、復旧計画、減災処置の策定と検証、改善を重ね、対応力の強化を図って参ります。
■責任ある鉱物調達調査 対応方針
紛争地域及び高リスク地域(CAHRAs)で採掘や取引される、スズ、タンタル、タングステン、金、コバルトについては、紛争及び、人権侵害、環境破壊などの大きなリスクがあります。
国見メディアデバイスは、購入先様に対して、鉱物調達の履歴調査へのご協力をお願いするとともに、当該問題に加担していないと認定された製錬所からの調達を要請します。
■品質方針
■環境方針
■サステナビリティ
私たち、国見メディアデバイスは、地球環境を守り、全ての人々の人権を尊重し、持続可能な社会を実現するため、SDGsの取り組みを推進していきます。
重点課題 | 取り組み(関連目標) | 関連目標 |
労働環境整備 |
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企業基盤 |
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環境負荷軽減 |
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